例会は、参加会員による研究発表や、最近入手したパズル・本の紹介などを中心に進行しました。
発表されたテーマの中で、参加会員が興味を持ち、面白いという感想が多かったものには以下のようなものがありました。
「六つのピースから成る立方体を同一形状に二分割して組み替え直方体にする、その直方体を再び同一形状に二分割して組み替え先ほどとは別形状の直方体にする、を繰り返して次々と大きさの異なる直方体に変化して元の立方体に戻るパズル(直方体の六変化)」「自分でデザインした平織りの折紙(半日がかり)」「大十二面体の稜を削ったような多面体のユニット折紙」「二つの同一立体を組み合わせて面対称となる立体を作る問題」「自宅の風呂のタイルを貼る時に色を変えてペントミノにした話」「(会員が作成した不可能物体)はさみのビン詰め」「正方形に簡単な作図を加えることにより長さ1〜5が現れる美しい関係」「漢字で描かれた絵本」
それぞれについて、参加会員による活発な議論や会話がありました。また、固い話ばかりではなく、時にはパズルに関する雑談などでも盛り上がりました。今回も話題が豊富で中身の濃い例会になったと思います。
オンライン例会の画面の写真

紹介物などのごく一部の写真


少し時間を空けての二次会(懇親会)は、有志によるパズル早解き大会で盛り上がりました。
解答者はチャット機能を使って出題者に解答を送信し、出題者は○×の判定を行います。
最初にitachoさんの「すごくずるいパズル」5問と「おまけのパズル」2問が出題されました。そのうちの2問を次に示します。おまけの問題は読み方をひらがなで答えます。
次にOtotoさんによる、九九パズル5問が出題されました。これは与えられた8つの数字で九九の式を二つ作る問題です。たとえば1,2,2,4,4,4,6,7が与えられたとすると2×7=14,4×6=24の2式を作ります。
本来は速く解く必要はないのですが、他の解答者と速さを競い合うことで緊張感が生まれました。
このパズルはウェブ上でも遊べます。最初にリンク先のルールを読んでから遊んでください。
http://www.sci.hyogo-u.ac.jp/hammer/etc/kuku_puzzle.html
最後に三輪みわさんの「しりとりパズル」が出題されました。新聞掲載用に整えたものを次に示しますが、ちょっとズルいです。問題の図をよ〜く見てください。
itachoさんの問題


三輪みわさんの問題

【見学者、大歓迎】(オンラインの機会に関西圏以外の方もお気軽に見学ください)
当会に興味を持たれ、例会の見学をご希望の方は、事務局(三輪:rxi00252@nifty.com)まで、メールでお問い合わせください。