今回は、会誌115号より武純也氏の覆面算の記事を紹介します。
1980年11月の本会創立以来、今年(2020年)で40周年となることから、それにちなんだ覆面算をいくつか投稿されています。
最初の問題は次のようなものです。
かんさい
+ ぱずるかい
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よん拾ねんか
武純也氏は、パズル雑誌ニコリ誌上でも活躍されていますのでご存じの方も多いかと思いますが、覆面算の研究者としては第一人者のおひとりで、時事覆面算や数詞覆面算などを毎回会誌に投稿されており、数楽ファンには楽しみのページです。
今号のこのページには、他に40にちなんだひらがなとローマ字の数詞覆面算や会誌号数115号にちなんだ数詞覆面算も掲載されています。
覆面算の大御所である武氏ならではの様々なバリエーションの覆面算をお楽しみください。
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<覆面算のルール>
・1つの文字は1つの数字に対応します。
・同じ文字には同じ数字、異なる文字には異なる数字を入れて、正しい計算式を作ります。
・最上位の文字(□を含む)は0(ゼロ)ではありません。
・最初から出ている算用数字は、そのままの数を表します。
(他の文字が、その数字と同じ値でも可)
・濁点、半濁点は、別の文字として扱います。
・□にはどんな数字を入れてもOK。
(文字に入れた数字を入れてもよく、□どうしが別の数字でもよい)
最後に、著者から以下のコメントをいただきましたので紹介します。
(武純也氏コメント)
関西ぱずる会NEWSにはもっぱら数詞覆面算を適当にアレンジして原稿を作っています。数詞覆面算を初めて見る人は驚きますが、見慣れてしまえばまたかと思うだけ。これを作るソフトを自分で作ってたくさん資料を集めましたが、パソコンの進化とともにソフトが使いにくくなり、先も長いことではなさそうだし、そろそろ終活の準備を考えるようになりました。でも、元気な間は数詞覆面算がらみで会誌に投稿を続けます。今後ともよろしくお願いします。
これからも、毎号会誌に投稿される覆面算が楽しみですね。